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「麻里ちゃんは、ヘビーメタル。」というキャッチコピーで有名な浜田麻里が新譜『Mission』の試聴ダイジェスト動画を公開しました。このキャッチコピー、糸井重里作だったのね。罪な人だよ……。



近年はサマーソニックやLOUD PARKといった大型フェスに参加するなど精力的に活動しているようですね。特にLOUD PARKではものすごく盛り上がったようで大好評でした。

今作『Mission』は2014年に30周年を迎えたことにより、また一から自分のハードロックを作り上げていきたいという想いから名付けたということです。インタビューには「モダンなハードロック」とか「大人のハードロック」とか長年ハードロックやヘビィメタルを聴いてきたリスナーからすると不吉な言葉が散りばめられていますが、では実際の音を聴いてみましょう。

浜田麻里「Mission」試聴ダイジェスト

なんか声に変なエフェクトかかりすぎじゃありませんか? あと試聴用ということで、おそらくものすごく音質が落とされているためにバックの演奏が何をやってるのかわからないくらいグシャグシャ。ボーカル以外の楽器陣の演奏も楽しめるハードロックでこの音質は致命的。発売前に満足されたら困るということでこういう施策なんだろうけど、これはちょっと酷すぎますよ。やっぱり日本のレコード会社はダメだな!(偏見) 特に今回は参加ミュージシャンもアルバムの売りとちゃうんかい!

と、色々音質面(しかも試聴動画の)という楽曲と関係ない部分に思わず最初にツッコミを入れてしまいましたが、肝心の楽曲はどうなのかというと……悪くない。いや、最初にハードロックという先入観があったせいか結構「これ、ハードロックかぁ?」という曲がチラホラ……。一昔前の古き好きJ-POPとか日本メタルの黎明期にあったような歌謡曲のメロディと洋楽の演奏が混ざったような日本独特のメタルといった感じの曲が多かったです。

でも7曲目の「Rainbow After A Storm」とか9曲目の「Carpe Diem」は一般的なメタルリスナーにもアピールできる内容じゃないでしょうか。「Rainbow After A Storm」のシャウトとかすごいよ。個人的には10曲目の「Beautiful Misunderstanding」が結構気に入りそう。最後の「Orion」もハードロックアルバムという先入観を捨てて聴けば普通に良い曲。

全体を通しての感想は、「あまり参考にならない音質で聴いてもすごいって思えるから、やっぱり歌が上手いってすごいことなんだな」でした。この音質で聴いても歌唱力の高さに疑いの余地はないのでライブで聞いたら頭が吹っ飛ぶんじゃなかろうか。そりゃLOUD PARKも絶賛の報告しかないわけですわ。

最後に参加ミュージシャンの紹介。

―Musicians―
Guitar:高崎晃、マイケル・ランドウ、増﨑孝司、ラルフ・ペルーチ、大槻啓之、­藤井陽一、若井望
Bass:リーランド・スクラー、ビリー・シーン、寺沢功一、山田友則
Drums:グレッグ・ビソネット、宮脇JOE知史
Keyboard:増田隆宣、厚見玲衣、松崎雄一、ジェフ・ボヴァ
今回はビリー・シーンが初参加というのが売りのようですが、グレッグ・ビソネットもいるじゃん。特に告知がないってことは前から浜田麻里バンドに参加してたってことか。この人なんでもやってんな。

なにはともあれ、あの動画の音質じゃいまいち何を演っているのかわかりませんが、よく聴くとすごいことを演っているように聴こえなくもないので参加ミュージシャン目当てで聴いてみるのもありっぽいですね。多分発売前にまともなPVが公開されると思うのでそっちで判断できたらなぁ。って調べてみたら発売日今月の13日か。徳間ジャパンさん、頼むっ!